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昭和30年の歴史教科書の「研究課題」を解いてみよう! ~原始の時代~
  『中学の社会科 歴史的内容を主とするもの』(昇龍堂出版,昭和30年発行)という,今から半世紀以上前に発行された教科書の「研究課題」をご紹介します。

 中には,現在では表現が不適切だったり,課題自体に問題があったりするものもありますが,そのまま載せておきます。

 歴史好きの中学生(読んでいる人はいないか・・・?)は,ぜひチャレンジしてみてください。

 でも,こんなのがもしいつも宿題に出てたら,大変だったでしょうね。

 もちろん,授業でこんなことあったらいいなあ,というものも中にはあります。

 最初は5世紀くらいまでの歴史の課題です。
 

 1.日本列島の位置・地形・気候と生活の関係を話しあう
  こと。
 2.日本列島のまわりに住む人種の分布図をつくること。
 3.国語の先生から,日本語のなりたちについて,話を聞
  くこと。
 4.近くの貝塚や竪穴をたずね,そのようすを学級に報告
  すること。
 5.モールスの「日本その日その日」を読むこと。
 6.このころの少年のつもりで,狩りやすなどりについて行
  った日の日記を書いてみること。
 7.石器や土器の実物や絵を集めて,標本棚をつくること。
 8.部落の集会のありさまを想像した絵をかいてみること。
 9.原始人の信仰について,先生の話をうかがうこと。
 10.弥生式土器と縄文式土器とをくらべた表をつくること。
 11.大陸の古代文化について東洋史の本を読むこと。
 12.生産の発達と社会の変化について,討議すること。
 13.米食民族の分布図をつくること。
 14.地下の文化財をたいせつにする心がまえについて話し
   あうこと。

テーマ:学習
ジャンル:学校・教育
当世風(←これが古い)略語事情
 「意味がわからない略語」ランキングで,上位の5つはさすがに分かりませんでした。

 1 ハムト=公衆トイレ
 2 ATM=あなたの便りを待っている
 3 NHK=何か変な感じ
 4 NSX=何をしてもダメ
 5 ブンブン=セブンイレブン
 6 定金(さだきん)=定額給付金
 7 チョーLL=大変ラブラブ
 8 IK=イラットくる
 9 KH=これは,ひどい
10 ラビィ~=かわいい,好き

 用例をイントネーション付きで聞いてみたいものですが,なかなか難しそうです。

 略語の成り立ちから考えると,

 CM=超,ムカツク  

 何ていうのもありでしょうか。

 ZK=絶対に来い?/全然気に入らない?/絶交?/絶好?

 KB=交番?/小太り?

 TDK=ただいま,帰りました?

 *****************

 歴史上の登場人物を,イニシャル風に記号で覚えていくのもおもしろそうです。

 HMK=卑弥呼

 ST=聖徳太子

 GJ=鑑真

 MS=紫式部

 TK=平清盛

 MYT=源頼朝

 MYⅡ=源義経
 
 AYⅢ=足利義満

 AY8=足利義政

 ON=織田信長

 TH=豊臣秀吉

 TIⅠ=徳川家康

 TIⅢ=徳川家光

 SG=杉田玄白

 IT=伊能忠敬

 KK=勝海舟
 
 ST=西郷隆盛

 「同音異人」は有名人に限るとあまりないようですが・・・。
テーマ:学習
ジャンル:学校・教育
歴史教科書のおもしろい「あとがき」
 アメブロの「学校教育とナントカ主義」に以下のような記事を載せたので,この教科書の一部を歴史好きな中学生などには参考にしてほしいと思います。

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昭和30年の歴史教科書とPTA向けの「あとがき」
テーマ:系統主義    2009年08月09日(日)

 昭和30年に発行された中学校の社会科(歴史)教科書が手元にあります。

 この教科書には,
 「社会科がどのように変わることになったのか」
 「どのようなきっかけで変わることになったのか」
 「残そうとしたことは何か」
 がよく分かる「あとがき」がありますので,引用しておきます。

 **************
      あ と が き
     (PTAの方々へ)
 本書は,中学生諸君が,歴史を学習する際,座右に置くものとして編集してある。内容は,中学生の能力に応じた教材を選び,これをその興味に適合するように配列し,特に,自発的学習に重点を置いた。大筋として,系統的な日本史の知識を中心とし,これに世界史の流れを配してあるが,生徒が自ら考えるように,多くの問題を配した。PTAの方々は,この点に留意せられ,一つの挿画がなぜそこにあるかということまで,生徒の興味を触発していただきたい。全体の構成は,時代を追っているが,巻頭と巻末を比較すれば気づかれるごとく,遡及式の学習も,大いに歓迎する所である。
            著  者
 『中学の社会科 歴史的内容を主とするもの』(昇龍堂出版)216ページより
***************

 キーワードは,中学生強調文の「能力に応じた教材」「興味に適合」「自発的学習」です。

 社会科成立時の理念を引き継ぎながらも,「系統的な日本史の知識を中心」とした教科書が誕生しました。

 これは,当時の世論の影響を強く受けたものであることが分かっています。

 今の教科書でも,,「PTAの方々へ」・・・これは「保護者の方々へ」が正しいのでしょうね・・・というメッセージが入れられたら斬新でよい感じですが・・・。しかしおもしろい「あとがき」です。

 保護者に「興味を触発」する任務を課す?ことができた時代だったようです。

 ただ,内容や構成をみると,今の系統主義的な教科書とほとんど同じなので驚きです。

 「まえがき」で,「読みだしたら,一気に読み終えずにはおられないよう,なるべく興味ぶかく書いたつもりですが,そこここに,研究してほしいと思うことがらがありますから,すみずみまで,ていねいに読んでもらいたいと思います。」という一文があります。「が」の前後がうまくつながっていないことが気がかりであるのと同時に,「研究してほしいと思うことがら」というのも気になります。

 上記の教科書の章末にある「整理」「研究課題」は,今の歴史学習でも参考になりそうなものがありますので,別のブログ「学習失敗学から学習創造学へ 」で紹介いたします。

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 時代ごとに,少しずつ紹介します。
テーマ:学習
ジャンル:学校・教育
野口英世の怒り
 道徳=「きれいごと」の学習という大人っぽい?見方をする子どもは少なくありません。

 実は,小学校段階の社会科では,歴史上の人物の「きれいごと」を調べさせ,発表させるような授業が「学習指導要領に示された目標」に基づいて行われています。

 興味深かったのは,自分の伝記を読んで怒ったと言う,野口英世の以下の言葉です。
 

 「あれは悪い本だ。人間は誰だってあの本のように完全ではない。また,誰もあの本のように完全でありたいとは思わぬ。あれは人間ではない。人生はあんなに真っ直ぐにはゆかない。人生というものには浮き沈みがある。浮き沈みがないのは作り話だけだ」


 ・・・・・西沢教夫著「ザ・歴史トリビア」(廣済堂出版)・・・・(この本は引用文献を掲載していないので,確かかどうかは不明です) 
テーマ:学習
ジャンル:学校・教育
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