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知の筋力強化ー4 翻訳ー2
 「英語対訳で読む日本の歴史」(中西康裕著・実業之日本社)は,類書の中では他に類を見ないほど「日本語部分」の歴史がわかりやすくまとまっており,かつ,英語の部分も読みやすい仕上がりになっています。

 「中学レベルの英語で,日本の歴史がここまで説明できます!

という表紙のコピーも決して誇張ではなく,満足のいく内容になっています。

 私は授業で,「なるべく固有名詞を使わず,また,難しい歴史用語を使わず,普通の言葉でできるだけ歴史を表現してみよう」という活動をすることがあります。

 そのときに,「普通の言葉でわかりやすく表現する」コツとして,「英語に訳しやすそうな日本語にする」というアドバイスをしています。

 よく,和文を英訳するときに,英訳用の日本語に一度変換してから,その変換した日本語を英語に訳するようにする工夫が行われていますが,「歴史をわかりやすく表現する」ときも,そんな「言い換え」が有効になるのが実践からよくわかりました。

 英語を読んで,日本語では何という事件だろう?と考えたり,

 この難しそうな歴史用語は,英語で表現するにはどう工夫したらよいのだろう?

と想像するのが楽しい本でした。

 例として,「開国する」は open the country でよいとか,
 「版籍奉還」は returning Daimyo's land and people to the Emperor とか。

 the Fifty-three ( ) on the Tokai-do road の(  )にあてはまる単語は?

 Chinese Characters とは何?

 「踏絵」は何て表現する?・・・など,単に「歴史用語」として「覚える」のではなく,そこに英語で言うと何か?と「考える」ステップを入れることで,「歴史的事象への理解」は高まっていく効果が期待できます。
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テーマ:学習
ジャンル:学校・教育
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