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藤田晋の成長学・生徒編12 ただの飾りには何の意味もない
 第12回は「採用面接では自分を飾るな」です。

 推薦入試では一般的に「面接」が実施されますが,合否に影響を与えるほどのものではない,という認識でいた方がよいでしょう。みんな普通にこなしてしまうからです。

 しかし残念ながら,「面接」があるところは受けたくない,と思う生徒がいるのも事実で,受験の中では大きな位置を占めるものであることも確かです。

 なぜ学校側にとっては時間と人をたくさん要するので「なくしたい」という声も多い制度が,ずっと続いているかというと,やはり「人は見た目が9割」という幻想なのか真実なのかよく分からないものが信じられているせいでしょう。

 生徒の側からすると,「面接」というのは,直接的な「自己PR」ができる機会であって,「やる気」「積極性」を伝える場であると指導し,送り出すのが進路指導に当たる教師の常識です。

 「どういう生徒を合格させたいか」を理解して,面接に望むのが普通の「心得」です。
 
 生活指導で苦労している学校は,「面接指導」にかなりの時間を要します。担任面接,学年主任面接,校長面接と,三段構えの学校もあるでしょう。

 たとえば中学校の現場では,「いかにきちんと自分を飾れるか」を面接指導の重点においているように思います。「ありのままの自分」では,いかにも誤解を招きやすい・・・。あるいは,マイナス要因にしかならないような気がする・・・・。

 いつもはしていない「礼儀正しい態度」とか,「正しい言葉遣い」などは,ときと場合によってはきちんと「飾れること」が重要な資質である,という見方も成り立つのです。

 さて,それはそれで頑張ればよいわけで,問題は「飾らない自分」をどうつくるか,といったことでしょう。生活指導や進路指導とは,本来そういう自分づくりをめざしているはずなのです。

 私は,面接試験というのは,礼儀正しさも大事ですが,何より評価したいのはその人の「コミュニケーション能力」であろうと考えています。同時に,「プレゼン能力」も問いたいところです。

 試験をする側としては,「飾る余裕を与えない」課題ほどその人の能力が測りやすいわけで,ちょっといじわるなようですが,あえて「困らせる質問」を投げかけるという技があることも念頭に入れておきたいところです。

 今までの「面接試験」を超えた,上記のようなものを想定した学習や生活ができる毎日が,最良の受験対策であることは言うまでもないことです。

 「一問一答式」の問題ができて満足しているようでは,たとえ希望の上級学校に進学できても,満足のいく自己成長は果たせないかもしれません。
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テーマ:学習
ジャンル:学校・教育
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