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藤田晋の成長学・生徒編9 建設的な不満と消費的な不満
 第9回は「不満はため込まずその都度ぶつけよう」です。

 対管理職を想定したセオリーのようなので,ここでは生徒対教師の関係で考えてみましょう。

 注意が必要なのは,ここでの「不満」とは,「正当な評価を得られないことへの不満」だということです。荒れている学校でよく見られるただの「反抗」とは違います。

 「建設的な不満」という表現は分かるでしょうか?

 ただのその場その場の感情の捌け口,「消費的な不満」と区別したいところです。

 もちろん,荒れている学校の生徒の問題行動は,すべて生徒だけに責任があるとは限りません。

 中には,「正当な評価が得られないこと」「希望や期待を抱かれていないこと」への不満を「ぶつけている」生徒もいることでしょう。

 大切なのは,その「ぶつけ方」です。

 まず,生徒に迎合してくる教師もいますが,それは少数派(?)ですので想定外として,自分が望む方向に教師が変わっていくことを目標とします。

 もちろん教師の性格にもよるかもしれませんが,成果はあせらず,直接的なはたらきかけよりも間接的な方法を考えましょう。

 「その都度ぶつける」関係ができていると言えるほど,教師と生徒の間が緊密なら,セオリーどおりでよいのでしょうが・・・。

 ここで紹介したいセオリーは,原点に返って,「何が求められているのか」をしっかりつかむことです。

 相手と自分の目標が食い違っていたら,平行線のまま,つまり,評価は得られないまま終わってしまいます。

 自分は,あるいは自分たちは,どういう目標に向かっていこうとしているのか,それを様々な場面で提案するのです。

 荒れている学校が立ち直れず荒れたままになってしまうのは,「考える力」「考えたことを表現する力」を生徒が身に付けていないこと,生徒が身に付けられるように指導してくれないことが大きな原因の一つです。

 生徒に「考える力」がついてくると,そして,それを「表現すること」を繰り返していると,徐々に生徒の側と教師の側の目標がそう違いのあるものではない,ということが分かってくるのです。

 教師の要求も高度になってくると,単純に「質問する」ことも欠かせない作業になってきますが,まずは教師の側の,「行動しないことへの不満」を理解してそれを解消する努力をすることが,自分の不満解消に役立つこととなるはずです。
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テーマ:学習
ジャンル:学校・教育
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