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藤田晋の成長学・生徒編4 ストレスの内的原因
 第4回は「職場のストレス発散はブログで」。

 Aさんはゲームが「ストレス発散」の最も効率がいい方法だと考えていませんか?
 それとも,携帯でのメールのやりとり?

 しかし,ゲームはさておき,携帯メールがストレスの原因になってしまっている人もいるようですね・・・。

 「勉強が思う存分できる学生時代のというのは,限られた時間なのだから・・・。」

 「限られた時間」というのは,大人がよく使う台詞ですが,これは携帯・インターネット・ゲーム機の登場によって,昔よりももっと深刻な状況になっているかもしれません。

 さて,問題はストレス発散の方法なのですが,これには,まずそのストレスが何を原因として発生したものなのかを特定する作業から始めなければなりません。

 同じ年齢の人たちの中には,制服を着る,ということだけでもストレスになる生徒がいるくらいですから,数え上げるときりがないかもしれませんが,そうやってあげていくと,実は案外簡単な原因にまとまることになるのかもしれません。

 ストレスの原因は,内的なものと,外的なもの,それらの相互作用で高まったり相殺されたりするものなどがあります。逃れにくいのが,性格など,「内的なもの」です。

 ストレスの「内的な原因」の中には,一般的には「長所」と受け止められるものもあります。

 企業社会では,「真面目で頑張りすぎる人」「完璧主義の人」「挫折経験の少ない仕事ができる人」などが「心の病に侵されやすい」といいます。

 Aさんが社会人と異なっているのは,それほど大きなプレッシャーがかかる仕事や勉強がない(受験は別として・・)ことかもしれませんが,生徒でもたまに,大勢の前で発表をするとか,そういう「緊張」の場面が訪れるかもしれませんね。「失敗してはいけない!」と真面目に考えるほど,「緊張」は高まってしまいます。

 ただ,こういう場面でさまざまな経験を重ねることが,「成長の糧」になっていくことは,Aさんも実感できるのではないでしょうか。そして,成功すればストレスは吹き飛んでしまうもの。ストレスの内的原因は,成功に伴う達成感の源にもなる資質なわけです。

 話がそれてしまいました。

 ストレスの「内的な原因」で最も深刻なのは,「能力不足」が自覚できるケースでしょう。

 日本の子どもの場合は,他国の子どものよりも「自尊感情」に乏しく,自分を低く評価する傾向があることが調査で分かっています。「楽観的」よりも「悲観的」な心性が強い子どもが多い。

 これは教育の結果によるもので,大人の側が反省しなければいけないことなのですが,こういう心性は裏を返せば,「現状に満足しない」という向上心の源泉にもなり得る資質なのです。
 もちろん,「やっても無駄だ」とあきらめて,全く逆のこと,自分でも「こんなことに意味はない」という自覚を持てることをあえてやることで「ストレス発散」をする生徒もたくさんいます。

 ただ,こういうタイプの「発散」の仕方は,その原因となるストレスがますます増すタイプの「発散」ですから,エンドレスの行動とならざるを得ません。

 もしストレスを発散しようとしたら,「ゴールが見えるもの」・・・つまり,これをやったらストレスはなくなる・・・ことがほぼ保障されそうなことをするしかないのです。

 で,結局,「能力不足」がストレスの原因なら,「能力を高める」ことにつながるストレス発散方法が必要だ,ということになります。

 Aさんにとって,ブログがその方法になるかどうかはわかりませんが,「閉じた空間」ではなく,「開かれた空間」という意識が高められ,質の高いコミュニケーションが見込めるようでしたら,確実に「能力が高まる」わけなので,お薦めすることになります。
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テーマ:学習
ジャンル:学校・教育
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