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知の筋力強化ー2 アンケート
 総合的な学習の時間,委員会活動などで,「アンケート調査」に協力したり,自分で作成したことがある人は多いかもしれません。

 選択肢の中からあてはまるものを1つ選んだり,好きなだけ選んだり,自由記述があったり・・・テストと似たような形式ではあるものの,正解があるわけではないので,気軽に参加できるのがアンケートでしょう。

 ここでは,アンケートという調査方法について,「知の技法」の観点から,いくつか知っておきたいことがらをまとめておきます。

 今までアンケート調査を受けた経験から,「何もこんなものに紙と印刷機を使うのは無駄では?」と思ったことはありませんか。

 アンケート調査には,「なぜそのアンケートをしているのか」「調査の目的とは何か」が少なくとも実施者の側で明確でないと,効果が得られない場合があります。

 そもそもアンケートを実施する側にとって,調査しようとしていることへの知識や問題意識が少なかったり低かったりすると,協力者も何を答えていいのかわからないという問題がおこってきます。

 ですから,アンケート調査をするときに,まず質問項目を考えるのでしょうが,それを確定するための下調べや,身近な人や専門家へのリサーチをしておくことが必要になります。

 すると,自分が調べたかったことがすでに本に載っているとか,他に調べた人がいたことがわかったり,新しい回答の選択肢を用意したりすることができるようになります。

 つまり,不特定多数の人にアンケートをする場合は,事前にしっかりとした調査活動やアンケートの質問項目,選択肢を練っていく準備期間が必要になるのです。

 そうして,「質的調査」と「量的調査」のバランス,相関関係のことが想像できるようになれば,「知の基礎体力」がついたことになります。

 実際の筋力発揮場面は,アンケートの結果分析でしょう。

 統計的には,「因子分析」といって,変数間の相関関係の分析を行うことで,多くの変数を少ない因子にまとめていくという,「多変量解析」の一技法をとることになりますが,中学生くらいでは,ある選択肢でこれを選んだ人の多くがこちらの選択性でもこれを選んでいる,などの関係を見つけて,いくつかのグループ分けができるようになるだけでもたいしたものでしょう。

 そうすると,アンケートをとって,結果の分析をしたからこそ説明できること行うべき施策というのが見えてくるのです。
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テーマ:学習
ジャンル:学校・教育
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