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「流れ図」の落とし穴とノートのコツ
 たとえば歴史の学習をするときに、「流れ図」のような形でまとめると、わかりやすくなる、という「成功者」のアドバイスがあります。

 「流れ図」を示して理解を助けようとしている歴史の本も出版されています。

 このような「図」によるまとめには、一見して「わかりやすそう!」と思わせる魔術がありますが、「見た目」にだまされてはいけません。

 よくある失敗だと思いますが、ノートにとても丁寧なまとめをしている子どもの中に、いざテストで前後のつながりとか因果関係とかを問われると、わからない、答えられない、という子どもがいるでしょう。

 簡単な話で、ノートの図はただ単に「きれいにまとまっている」だけで、それを理解するところまで達していない、ということです。

 また、「流れ図」は主に因果関係をもとにまとめられるものですが、そこにはある視点からの「背景」「原因」「経過」「結果」「影響」はきちんとおさえられていたとしても、別の視点とか、そもそもそのように推移することになった「条件」とか、本来の「目的」などは、落ちてしまっている場合があります。

 「わかりやすそう!」と思うときは「十分な理解に達しない落とし穴」があるかもしれない、と自覚して、そこから「何がわかるか」をしっかり吟味しなければなりません。

 「何がわかるか」「何が言えているのか」がわかったら、必ず次に「何はわからないのか」「何が言えていないのか」がわからないといけません。

 ですからノートに「流れ図」を書くときには、見開き2ページの中段に書いて、上下に十分なスペースをあけておき、自分でも付け加えられる要素を上に、授業などで教師が付け加えた内容を下に、など、図に厚みをもたせられるようにしておくことが有効です。
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テーマ:学習
ジャンル:学校・教育
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